2015.07.12

世界遺産シエナ歴史地区(1995年)

シエナは10回ほど訪れていますが、いつもカンポ広場で
写真を撮って、大聖堂などじっくり見学したことはありませんでした。
今回は世界で一番美しいファサードと称される大聖堂を見学しました。


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カンポ広場
中世の広場としてはヨーロッパで最大のもののひとつである。
カステルヴェッキオ、サン・マルティーノ、カモッリーアの3つの丘が合流する
窪地に作られているため扇のような形状をしており
扇の付け根に向かって傾斜になっている。
景観を維持するため建築に関しては都市条例によって特に厳しく規制が行われ、
専門の役人「装飾監督官」の管理のもと建物の高さ・幅、窓や扉の形、
さらには素材に至るまで細かな規定に従って作られた。
またそれらの適用は公共建築はもちろん、市庁舎や日々整備される広場の街並みに
バランスがとれた建築であるよう広場の周囲を囲む私人のパラッツォにまで広く及び、
現在ではその構造の完全さが世界的に評価されている。


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シエナ大聖堂(1264年)
イタリアで最も美しいゴシック様式のファサード。
多色大理石とモザイクで装飾されたファサード(西正面)はイタリア最美といわれる。
内外ともに大理石象嵌張りで飾られ、平らに切られた東端部、
六角形の交差部とドーム、堂内に組み込まれた鐘塔を特色とする


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バラ窓のステンドグラス。最後の晩餐

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大聖堂の床には56枚のを大理石で描いた象嵌細工があります
その1枚には二人の赤子にお乳をあげるオオカミの像が描かれています
シエナはローマを建国したロムルスとレムスのレムスが建国したと伝承があります。

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身廊 白黒大理石の縞模様が荘厳さを引立てます。


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大聖堂の天井、まるで宇宙を表した様です。


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シエナの町を日本人ライセンスガイドがご案内します。
ローマナビネット にお問い合わせください。


Posted at 04:25 | 世界遺産 | COM(0) |
2015.07.06

世界遺産アルベロベッロ

プーリア州のアルベロベッロ (1996年世界遺産)
おとぎの国のような円錐形のとんがり屋根の家々。
1500軒のトゥルッリの集落。
トゥルッリと呼ばれるそれらの家は、石灰岩を積み重ねて作られてます。
ユニークな建築の大集落が誕生したのは16世紀後半です。


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ファンタジックなトゥルッリ集落俯瞰
ディズニー映画のシーンみたい


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屋根に昇ってみました。
この莫大な量の屋根に使う石はどこから運んだのではなく
地面を掘るとゴロゴロ出てくるそうです
硬い岩盤のため作物は作れない土地です。


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16世紀頃のトゥルッリ、無人です。
この様な形の家を作ったのは壊しやすいからとの理由です。
中心の柱を引っ張ると簡単にグッシャと潰れます。
なぜ?
農民の家は解体しやすいよう簡易に建設することが領主によって命じられていた。
理由としては2つあり、1つは反抗的な農民を懲罰するため、
2つは課税対策である。
領主はナポリ王国に対して家屋に応じた税を納めねばならなかった。
このため解体しやすく再建しやすいような構造にしたという

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現在のトゥルッリは観光客が宿泊できる様に改造したホテルもあります。
夜、散策するのも幻想的で素敵です。


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こんな可愛いドックハウスのトゥルッリもあります。


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トゥルッリ集落の一角の農家の門前でサクランボを売ってました
採れたてサクランボ1kg=2ユーロ
ローマ市内の朝市で1kg=5ユーロもしますから半値以下のお得!


ナポリ発あるいはアマルフィー発:アルベロベッロドライブ 
ローナナビネット がご案内します。


Posted at 05:34 | 世界遺産 | COM(0) |
2015.07.02

世界遺産マテーラの絶景

世界遺産マテーラ&アルベロベッロをナポリから日帰りドライブしました。
マテーラはイタリアの負の遺産とも呼ばれる世界遺産

8世紀から13世紀にかけて、東方からイスラム勢力を逃れた修道僧が住み着き、
130以上の洞窟住居を構えていたといわれている。
マテーラ周囲からは、旧石器時代の出土品も発見されているため、
かなり古くから人々が住んでいたと考えられている。
15世紀から16世紀には、オスマン帝国に追われたアルバニア人やセルビア人などが移住
1950年頃は貧しい小作農民が15000人ほど住んでいた。
暖をとる目的で牛や家畜と同じ住居で暮らすという衛生状況が最悪だったため
イタリア政府は全住民を他の村へ強制移住させた。
その後はゴーストタウン化していた。負の遺産はイタリアは破壊したかったが
150以上の石窟聖堂や3,000戸ほどの洞穴住居、地下水路で各戸の貯水槽に
上水を供給するシステムなど、ユニークな文化的資産が見直され、
1993年にユネスコの世界文化遺産に指定された

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展望台からの全景、圧倒されます。


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石窟聖堂は150あります。 マリア像などのフレスコ画を観ることができます。
当時の住居跡の再現も見学できます。


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この教会は扉から守護神まですべてガイコツで装飾してました。

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洞窟跡をホテルやB&Bに改装し観光化が進んでいます。



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反対側の丘からの眺め


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こういう人間の営みの教会の装飾があるとホットします。


ナポリ或いはアマルフィ発:マテーラ&アルベロベッロドライブ
ローマナビネットがご案内します。
Posted at 04:37 | 世界遺産 | COM(0) |
2015.06.21

世界遺産 チェルヴェーテリのエトルリア墓地遺跡群

ローマから鉄道で1時間弱、チェルヴェーテリのネクロポリスの古墳を訪問


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総面積は400 ha、1200の古墳の墓がある、地中海世界最大のネクロポリス。
墓の作成された年代は紀元前9世紀のヴィッラノヴァ文化期から、
紀元前3世紀の後期エトルリア時代にわたっている
火葬用井戸型墓と、その後の時代の方形墓,石室墳墓などがある


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当時の貴族、富裕層たちの古墳がマンションの様に並んでいます。



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古墳の入り口、岩山を掘り巨大な空間をつくっています。



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お墓の内部は当時の住まいと同じ様な作りで
一族が石の寝台の上に寝る様に置かれました。


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豪族のお墓でしょうか?20の寝台がありフレスコ画が残っています。
庶民はこの様なお墓に入ることはできず火葬で骨壺に入りました。


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同じ町チェルヴェーテリにある現代のお墓
棺桶をそのままスポッと入れます
30年後に骨を取り出して骨壺に入れて埋葬します。
お金がかかるので火葬を選ぶ庶民は当時と同じです。


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埋葬品や当時の文化、芸術はチェルヴェーテリの国立考古学博物館に展示しています。
紀元前9~3世紀の作品とは思えないほど素晴らしい作品を観ることができます。

日本人ライセンス専門ガイドがご案内します。
ローマナビネットにお問い合わせください。


Posted at 04:27 | 世界遺産 | COM(0) |
2015.05.20

世界遺産ピエンツァ

ピエンツァの町は数年前まではモンタルチィーノワイナリーの帰りに
月2~3回訪れていましたが、最近はワイナリー訪問にかける時間を
長くしてご無沙汰していました。
ピエンツアの町は世界遺産ですが、5分もあれば町のメイン通りを抜けてしまう
とても小さい町、夏の混雑時期は歩くのもたいへんになりますが
平日の午前中は観光客は少なく落ち着いて散策できました。

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見晴台からのもう一つの世界遺産オルチャ渓谷の雄大な眺め


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昔ながらのキッチン用品店


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街にはいつも花を飾っています。


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何もしないでバールでボケーッと時を過ごしたいと思いながら
せっかちな私は5分も座っていられません。
ついウロウロとしたくなります。


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スペイン広場 、コンドッティ通りもあります
誰がつけたのでしょう?


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ピエンツァと言えばペコリーノ(羊乳)のチーズが名産
ワインの絞り滓の葡萄の葉で包んで熟成したり
トリュフや唐辛子入りなどお好みサイズにカットして
真空パックしてくれます。 お土産に最適!

ローマ発:日帰り モンタルチィーノワイナリ巡り&ピエンツァ訪問
1日自由行動日がありましたら是非、御参加ください
楽しく、美味しい思い出になることでしょう。

ローマナビネットにお問い合わせください。


Posted at 01:55 | 世界遺産 | COM(0) |
2015.01.19

世界遺産コロッセオの罰金300万円ですって

世界遺産コロッセオの隅に小さく自分のイニシャルを
記念に落書きしたら、代償はいくらかかるでしょう?
何と罰金300万円ですって。
「破壊行為」の罪に問われて有罪を言い渡され、
2万ユーロの罰金と4カ月の執行猶予。重罪です。
詳細はCNNのこちらをお読みください。

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ローマはコロッセオ以外の史跡でも、ラクガキは勿論
歌ってはいけない、飲食はダメ、奇声は規制とか
いろんな禁止されていることがあります。ご注意を。


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ローマ国際空港行きの電車
電車の飾りつけや模様ではありません落書きです
公共の建造物、乗り物の落書きの罰金刑はやっと昨年発令されました。
でもこれだけ町に落書きが溢れているのに捕まったというニュースは聴きません
日本だったらお菓子にツマヨウジを入れただけで指名手配して捕まえるのにね。

 ローマの楽しいご案内は ローマナビネット までお問い合わせください。
Posted at 02:07 | 世界遺産 | COM(0) |
2014.06.23

イタリアにもある「製糸・織物工場」の世界遺産

富岡製糸場の世界遺産登録決定しました。
イタリアにも製糸工場の世界遺産があるってご存知?

訪れる観光客はほとんどいません。
知らないし、交通手段もないから。
サン・レウチョの邸宅群(Complesso di San Leucio)
1789年ナポリ王国(ブルボン朝)の王族が建設。
絹工場とその労働者のための住宅街
1997年に世界遺産に登録されました。

ナポリ王カルロ7世がサン・レウチョに絹工場を建設
絹工場に付随させる形で養蚕・製糸・織物工場、労働者のための住居を増築。
18世紀後半のヨーロッパにおいて、
サン・レウチョにおける工場の建設は独特なものであった。
1789年、息子フェルディナンドの手によって建設が本格化したサン・レウチョは、
さらに拡張され、南イタリアにおける一大絹工場としての産業都市化を計画

富岡製糸場も明治3年、横浜のフランス商館勤務ポール・ブリュナが
現地調査で富岡に場所を選び工場を作りました。過程が似てます
富岡製糸場は明治9年にフランス人が去った後も日本人が受け継ぎ
発展させましたが、南イタリアではフランス革命軍の侵攻により
1800年後半頃には衰退しました。

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サン・レウチョ 絹織物工場。 見学は事前に予約が必要です

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200年余り経った現代でも町では絹織物を売る店が並んでます。
クッションカバーや壁に貼ったりいかがです?
こちらはアウトレット店で、かなりリーズナブルでした。

隠れた世界遺産探索 ローマナビネットがご案内します。


Posted at 04:50 | 世界遺産 | COM(0) |
2013.06.09

イタリア世界遺産 カゼルタ宮殿

南イタリア・世界遺産カゼルタ宮殿を訪問しました。
ローマから気軽に訪れることができます。

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カゼルタベッキアよりカゼルタ宮殿を俯瞰。
中央の四角い建造物です。上から眺めると大きさが分かります。

宮殿は、247メートル×184メートルの長方形となっている。
四方は2つの直角のアームでつながれ、中庭が4つあり、
どれも3800平方メートル以上ある
建物外側の弓状の連なりと合致したファサード後方に、巨大な前庭が広がる。
王宮部分の全てはヴェルサイユ宮殿に触発されたもので、
カゼルタ宮殿は原型を追従する最大のものである。


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1752年にナポリ王カルロ7世(後のスペイン王カルロス3世)の命で、
お抱え建築家ルイージ・ヴァンヴィテッリ指揮の下に始められた。
カルロ7世はヴァンヴィテッリの作った宮殿の模型を見て
『胸から心臓を引き裂かれるような』深い感動を覚えたという。

ヴァンヴィテッリが政治的にも社会的にも宮殿の理想としたのは、
ヴェルサイユ宮殿だったが、多様性と性質に注目すべき違いがあった。
格調高い付属した自然のバロック風の眺めに面して、
小さな都市の社会的建築物を伴うどっしりとした
建物の中に宮廷と官公庁を入れた。
宮殿建設の動機は、カゼルタに王国の新たな行政上の
壮麗な首都を築くことにあり、海からの宮廷への攻撃を避ける狙いがあった。
1780年に完成。宮殿は1200部屋と24の国の庁舎、
のちにナポリのサン・カルロ劇場がモデルとしたという付属劇場があった。
20キロメートルの長さがある大通りは、
ナポリと宮殿をつなぐためのものだったと言われている。


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宮殿はフランスと同じく、真のバロック様式として、
不朽のブルボン王家の権威を象徴する場として設計された。
国の富を見せつける場所であると同様、政府の中心地であった。
宮殿は王家の私室と、ナポリ王家宮廷とにあてられており、
宮殿敷地内には政府庁舎や国立図書館、大学などが建造された。
ナポリ王は、パリの喧噪から逃れたルイ14世と同じやり方で、
首都の暴徒と内紛を避け、離宮の役割をした。内陸に位置し、
ナポリ湾に面し海からの攻撃を防ぐ役割もあった。

庭園は典型的なバロック様式で、120ヘクタールあり、
丘陵地形である。ヴェルサイユ庭園に触発されたものだが、
美しさにおいては勝っている。
サンクトペテルブルク郊外のペーターホーフ宮殿に対抗した。

ローマ発:鉄道で訪れるカゼルタ宮殿
ナポリ発;カゼルタ宮殿&水道橋へドライブ

2つの日帰りプランをご用意しました。
詳細は ローマナビネット までお問い合わせください。

Posted at 03:31 | 世界遺産 | COM(0) | TB(0) |
2013.06.03

イタリア世界遺産ヴァンヴィテッリの水道橋

ヴァンヴィテッリの水道橋 世界遺産1997年認定
カゼルタ宮殿とサン・レウチョの邸宅群に水を
供給するために建設された大水道橋。
全長は38キロメートル,大半は地下に建設されている。
イタリアで現存する最大の水道橋

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ナポリ王カルロ7世(後のスペイン王カルロス3世)の命令により、
建築家ルイージ・ヴァンヴィテッリの設計によって建設。
1753年3月に建設が開始され、1762年5月7日に完成。
ヴァッレ・ディ・マッダローニに位置する529メートルの長さの水道橋が、
良好な状態で保存されていて、この区間が世界遺産に登録されている。
この水道橋は、ローマ建築を模範に建設され、3層、
最も高いところでは、55.8メートルの高さがある。

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余談ですが,巨大な史跡、大聖堂のあるイタリアの町の周辺の山々は禿山が多いです
建築資材として大量の煉瓦を焼くためにほとんどの木々を伐採しました。
植林をしてこなかったために、大洪水の被害が今でも多いです。
トスカーナ州周辺は立地を活かし葡萄やオリーブを植えてますが
南イタリアは丸ハゲの山が多いです。

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惚れ惚れする立派な水道橋です。
しかし、これほど立派な世界遺産でも誰も居ません
訪れる人が皆無というのも淋しいですが
観光客が訪れない世界遺産って好きです。
Posted at 04:43 | 世界遺産 | COM(0) |
2012.08.08

世界遺産:ヴィッラ・アドリアーナ (ティヴォリ)

ハドリアヌス帝は、118年よりティヴォリの麓で広大な庭園の建設に着手133年完成
ギリシャのアテナイのアゴラにあった彩色柱廊を模したポイキレ、
エジプトのアレクサンドリアとカノポスを結ぶ運河を模したカノポス
皇帝が巡察旅行で魅了された建物や風景を偲ばせる建造物を建設させた。
建築群の数は30を超え、敷地の面積は、1.2km²に及ぶ。

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凡そ2000年前に建造された巨大遺跡庭園
広い敷地にこれでもかって遺跡群が鎮座します
これだけ大きな遺跡を作れたのは近くに大理石が採れる石場があったこと
川が近くにあり運搬が楽にできたという要素がありました。

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映画「テルマエ・ロマエ」の影響でしょうか? 見学希望が増えました。

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とても広いので、お弁当を持っての見学をお薦めします
遺跡の影で昼寝しながら古代の夢を見てみません?
2000年経った今でも何かを語りかけてくることでしょう。

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ローマ市内の観光地は観光客が溢れていますが、こちらは、観光客はわずか
静かに時間を過ごすことができます。暑くならない開館直前の入場がお薦め
付近及び館内に飲食できるバールや自販はないので、事前にご用意を。
運動靴で足を固めたい。 一番好きな巨大遺跡群です。
Posted at 16:55 | 世界遺産 | COM(0) |