2013.04.14

絶対お薦め!バッサーノ・デル・グラッパ(Bassano del Grappa)

ミラノとベネチァに挟まれた小さい町ヴィチェンツアから
ローカル電車で1時間ほど珠玉の町バッサーノ・デル・グラッパはあります
私が好きなイタリアの小さな町の一つです。

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バッサーノ・デル・グラッパは人口4万人。古い歴史の町。
ベネト・アルプスの麓、モンテ・グラッパ とアジアーゴ 、セッテ・コムーニ の
高原の間にあり、街の中をブレンタ川 が横切っています。
ヨーロッパでオリーブが果実をつける最北端の町
名産:葡萄の滓で作るグラッパ、ホワイトアスパラガス

グラッパ工場訪問はすでにご紹介してますがグラッパはアルコール類で
もっとも気品ある香り、まろやかな含み....大好きなお酒です。
しかし本当に美味しいグラッパは本場でないと味わえない
本場の町だけあり、グラッパのテイスティングもできます。
40度を超える強いお酒ですので、腰を据えて飲まないとね

お酒の美味しい町って、ケーキも美味しいのは何故だろう?。

ホワイトアスパラもお薦め、4月から5月は路上でも販売してます
半熟の茹卵にお酢とオリーブオイルで即席のマヨネーズを作って
食べるのが本格的らしい....

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たび重なる大洪水でなんども流された木製のベッキオ橋
町のシンボルです。

4月の春咲きから10月の晩秋までが見学にもっとも適した季節
イタリアのお薦めの小さな町です。

■アクセス
列車:ヴェネチアからトレントTrento方面行きの普通列車で約1時間。
パドヴァPadovaからバッサーノ行きの列車で約1時間。
2012.11.05

大感激のアグリツーリズモ・ヴィチェンツァ

小都市ビチェンツアは特急でヴェネチアから44分、ミラノから1時間50分
大都市観光の疲れを取るのにちょっと立ち寄りたい素敵な町
世界遺産建築に溢れ、アマローネのワイナリー、グラッパ工房も近く
世界を代表する建築、歴史を刻む小都市が連なり、食と文化の町
ゆっくりと滞在しながらマイペースなイタリアを楽しめる素敵な町。

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ヴィチェンツア駅前から中距離バスに揺られ40分
川沿いの長閑な町に素敵なアグリツーリズモがあります。

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家の前の敷地では家庭で消費用のワインとオリーブオイルを作ってます。
野菜やニワトリ、麦も作ってます。
麦などの飼料と交換に近所からモッツアレラチーズをもらってきます。

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400年ほど前の領主の館を大改造して快適なアグリツーリズモにしました。
家の値段の倍ほど室内の改造費がかかったそうです。
オーナーのお父さんはミラノ大学建築科の教授です

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広々とした朝食ルーム,

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寝室はシンプルで清潔、トイレ、シャワーつき
インターネット回線はwifi無料です。

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この日に泊まったお客は私1名
すごいバラエティに富んだ朝食、量も半端ではない
左=新鮮野菜のバーニョガウダ/手前=自家製リコッタチーズ
右=モッツアレッラチーズ 奥=ペコリーノチーズと蜂蜜

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こちらも朝食メニューの続き
フルーツの盛り合わせ、手作りクッキー、手作りケーキ、
手作りフルーツジャム、生ハム、サラミ、パン、コーヒー、ジュース
これだけ食べれないよね、すっごーい。

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ディナーを用意してもらいました。
ヴィツェンツァ地方はお米とトウモロコシの産地
トウモロコシは粉にして練ってポレンタという料理にします
リゾット(米)を食べるのは日常的でパスタ(麺)はほとんど
食べないそうです。(パスタを食べないと太りませんね)
料理はプロ級なのは言うまでもありません。
料理が上手な女性はデザートも美味しいです。

ゆったりとイタリアのリッチな田舎に滞在
いかがでしょう? 素敵なイタリアの思い出になります。
詳細はローマナビネットまでお問い合わせください。

2012.07.18

永住したいイタリアの都市NO1ヴィツェンツァ

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ヴェネチアから65km,ヴェネト州11万の人口の町ヴィチェンツァ
世界遺産建築に溢れた町でありながら訪れる観光客はとても少ない。
年3回開催されるジュエリーフェアーでは世界からのバイヤーで町が溢れます。
丘の上から俯瞰すると中世の時代の街が色濃く残っているのが分かりますが
町は第一次、第二次世界大戦で、木端微塵に破壊されました。
辛うじて残った破片、柱の欠片を広い集め、当時の面影が残る街に再現したそうです。

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私がこの街を大好きになったのは、一人の小学生との一瞬だけの出会いです。
ヴィチェンツアの古い町を地図を片手にトボトボしてたら、
「なにかお困りですか、僕にお手伝いできることありますか?」
と一人の小学生が声をかけてきました。
「ありがとう、大丈夫です」と応えたけど。世界のどこで、小学生が見知らないガイジンに
声をかけるだろう? 日本は知らない大人には用心!と教育されているだろうに。
....そんな相手のことを心配できる心温かい、この街が大好きになりました。
ヴィツェンツァの人たちの特徴を現地の日本人ガイドに訊いてみました。
1)勤勉、実直 2)倹約、貯蓄率はイタリアで一番 3)内も外も清潔好き
昭和初期の日本を想い浮かべてしまいます。
なぜ? ローマとこんな開きがあるの? 人種が違う?歴史を紐解くと..確かに違うと..
1404年から1797年まではヴェネツィア共和国の支配下で芸術は
卓越した水準,経済も繁栄した。
16世紀は偉大な建築の世紀であり,後期ルネサンスのA・パッラーディオは
独特の建築遺産を遺した。
19世紀には、ナポレオンが倒れ、街はオーストリア・ハンガリー帝国下で,
ヴェネト王国の一部として、
1866年にイタリア王国に併合となった。
ローマの様にラテン系ではなくゲルマン系のイタリア人が築いた町なのです

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世界最古の屋内劇場テアトロ・オリンピコTeatro Olimpico (世界遺産)
奇跡的に戦禍を逃れました。 劇場は現在でも現役で使われてます。

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ヴィチェンツァ郊外の町にも世界遺産建築が多く点在します。
郊外をドライブして見て廻るだけでも楽しい、ワイナリー、グラッパ工場もあります

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パッラーディオ円熟期の最高傑作ヴィラ・ラ・ロトンダVilla La Rotonda(世界遺産)
ギリシャ神殿、ローマのパンテオン遺跡など古代建築を近代風に建築をしました。
これらのパッラーディの建築群は欧米の建築に多大な影響を与えました。
アメリカのホワイトハウス、ロンドンの大英博物館は、この建物をモデルにしました。

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ヴェネト派絵画の宝庫パラッツォ・キエリカーティPalazzo Chiericati(世界遺産)

イタリアでも、これほど気持ちがスッカっと晴れる町は珍しい
きっとストレス少なく暮らせると思うな。
2012.06.06

イタリアで一番美味しいお酒=グラッパ=

私はイタリアのワイナリーを100軒近く廻ってますがある程度のレベルを超えると
味にそれほど差がなく、どれも美味しいです。
しかし、グラッパほど不味い、美味しいの差がはっきりと出るお酒はありません
イタリア国内でもスーパーや酒屋で売っているのは、美味しいと感激するのはありません
日本でグラッパを飲んだ経験のある方はとても少ないでしょう。
日本はグラッパは輸入禁止です。アルコール成分が規制に合わないそうです
個人で持ち込みしか方法はないため、日本で味合うことが少ないです
また、本当に美味しいグラッパに出会える機会はもっと少ないです。
美味しいグラッパは製造工場に買いに行くしかないからです

そこでグラッパの本場バッサーノ・ディ・グラッパ郊外、ヴィツェンツァから車で40分
美味しいグラッパ作りで評判の製造工場に行きました

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数百年前からの製法でグラッパを作ってます
上の黒い鉄製の網にワイナリー直送の絞り立ての葡萄カスを置き
順次、高熱をかけて蒸留し良質のアルコールを抽出します。


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グラッパ工場のお兄さん(小指を立てなくても)
グラッパはたくさんの種類があります。 こちらは350年前から家族経営でクオリティの高い
グラッパを作ってます。住宅街の一角にあるので、ここが工場という感じ

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これだけのグラッパをテイスティング、私は3種ほど味見しました。
グラッパは40度を超える強さ、でも良質のお酒は酔いません。
ズバリ、こちらのグラッパは驚くほど美味しく、香りが高く素晴らしい!
だけど...
まずいグラッパが多い、なぜ?って質問しました。
1)こちらはワイナリーから葡萄カスが届くとすぐに蒸留する
  鮮度を保つことが大切。
  大量生産の工場は葡萄カスの量が溜まるまで待つので鮮度が落ち、まずくなる
2)こちらは、葡萄カスは混ぜない、ワイナリーごとに別に蒸留する
 大量生産の工場は、いろんなワイナリーの葡萄カスをまとめて蒸留する、まずくなる

  なるほど合点、美味しいグラッパができるわけだ
   まずいのは不味くなるはずだと。

こちらのグラッパ工場は家族経営で小規模でクオリティの高い
グラッパを作ってます。作れる量は限られお店にあまり出回ってません
ここまで買いに来るしかない。試飲ができてお好みを選べるのが嬉しい
しかも産直価格で驚くほど安い!
   
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グラッパは透明感のあるお酒なので、化粧瓶に入れることが多いです
こちらの瓶は特製手作りのベネチアンガラスのオブジェが瓶の中に入ってます
金魚、鳥、草花など、飾りとしても素敵。

この特製瓶入りグラッパはアリタリア航空のカタログ販売で14000円です。
産直価格はなんと!4000円(39€)と激安!!

9月末から10月にかけて名門ワイナリーから葡萄カスを集め
グラッパ作りをします。
ローマナビでは、グラッパ工場見学とアマローネのワイナリー訪問プランを
企画します。 詳細はローマナビネットまでご連絡ください。

2012.04.25

マロスティカ村にて

マロスティカというイタリアの小さな町の名前を訊いたことあります?
山形県と姉妹都市です。私たちはヴィチェンツァからバッサーノディグラッパへ
行く途中、ランチタイムで立ち寄りました。

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サクランボと人間チェスが有名な町です。城壁の稜線が美しいです。

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城塞内は町役場として使ってます。メインホールでは盆栽展を開催中でした。
山形県と姉妹都市だけあり、親日的な町です。

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ランチはマドンネッタ(女性たち)という看板のオステリアに入りました。

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「女性たち」という看板通り、働いているのは厨房も、ホールも全員女性です。

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この地方の名産ホワイトアスパラガスを注文しました。
左に乗ってる丸いのはなんでしょう? ゆで卵です。 
ホワイトアスパラガスはゆで卵と食べる。。という慣習があります。
しかし、そのままの卵が出るとは驚き!
昔、駅の売店で袋入りゆで卵を売ってたよなって郷愁にかられました。
ホワイトアスパラは道路沿いの露店で山盛りで即売してました。

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食後にグラッパを飲ましてくれました。さすが本場美味しい!!
「呑むんだったら、酔っ払らって忘れる前に即、払え」!。。と
赤ペンで書いてます。 さすが女性が仕切る店だ。。と感心!!。

2012.04.04

パドヴァへジョットを見に行く!。

パドヴァに行こうと決めたきっかけは週刊朝日の巻末のグラビアに掲載された
スクロヴェーニ礼拝堂ジョットが描いたフレスコ画の
ブルーがとても美しかったから、見たいなって.....

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スクロヴェーニ礼拝堂
1305年に完成したジョット・ディ・ボンドーネが描いた、西洋美術史上もっとも
重要な作品である一連のフレスコ絵画で知られる。

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礼拝堂は受胎告知と聖母マリアの慈愛に
捧げられており、ジョットのフレスコ画は聖母マリアの生涯を描いた。

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世界遺産に登録されたパドバ大学付属植物園
1545年5月29日にヴェネツィア共和国議会により設立が許可された。
大学付属施設の植物園としては世界で最も古いと言われている。
敷地の面積は2.19ha
(パドヴァ大学は、1222年に創立
ガリレオやダンテ、ペトラルカが教鞭を取り、コペルニクスが学んだ)

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植物園内最古の植物は、1585年に植えられたヤシの木である。ゲーテが1786年に
この植物園を訪れた時に、このヤシの木を見て独自の自然観を得たとも伝わっている。
現在ではゲーテのヤシとも呼ばれている。

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この植物園では、ヒマワリの花を、ヨーロッパで最初に開花させることに成功、
イタリアで初めてジャガイモの栽培も行われた。

世界遺産1997年に登録と比較的新しい。
(登録理由)現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、
唯一のまたは少なくとも稀な証拠。

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(聖アントニオ大聖堂16世紀建造)巡礼者の聖地

パドヴァには世界遺産になりそうな歴史の深い教会、建造物、美術に溢れています
世界遺産に認定されているのは植物園だけという謙虚な町でした。