2012.02.17

ローマ・アパート事情

apart2.jpg

ローマ市内の面積は世田谷区と同じくらいの広さ
中心にあるアパート(マンション)は築300~400年が多いです。
私も一時、住んでいたトラステーベレ地区内のアパートは1700年代でした。
この当時のアパートはトイレ、風呂はありません。
バルコニー(窓の外)にトイレ、シャワーを特設してました。
バルコニーも臨時に作った様で、住み続けるには部屋内にトイレ、シャワーを
造らないと危ないと言われ、改装するお金もないので引越しました。
トイレがあってもシャワーの無い家が多いです。ローマ時代から共同風呂が有名。
私がローマに赴任した頃は、テルミニ駅地下に有料風呂があり、駅まで
お風呂に入りにいってました。
しかも、このとても古いアパートは60㎡くらいで5000万円くらいします。
+内装、改装に更に5000万円くらいかかります。
とてつもなく古いので壁が50cmくらいある石造りで頑丈、すでに300年も経ち
後、5~600年は持つだろうから、お徳な物件ということです。
私の住む(一般庶民が住んでいる)アパート(上の写真)は平均,ローマオリンピックの頃
1960年の建造。 日本なら立て直すでしょうが、ローマは簡単に
家を壊して新築はできないという条例。こんな古ボロアパートでも
家賃は60㎡で平均13万円、イタリアのサラリーマン給与と同じくらい
ヨーロッパの中でも家賃の高さはトップでしょう。
ローマ市内は新築がほとんど建設できないので、住宅は増えません。
物件が少ないとうことは投資対象になり住宅バブルが続いてます。
多くのイタリア人はローマ市内のアパートを高く売り、郊外の安い(庭付き)の
アパートを購入し車で片道1時間の遠距離通勤をしてます。
その結果、市内に住むのは外人が多くなり文化&教育が変わりつつあります。

この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する