2012.06.06

イタリアで一番美味しいお酒=グラッパ=

私はイタリアのワイナリーを100軒近く廻ってますがある程度のレベルを超えると
味にそれほど差がなく、どれも美味しいです。
しかし、グラッパほど不味い、美味しいの差がはっきりと出るお酒はありません
イタリア国内でもスーパーや酒屋で売っているのは、美味しいと感激するのはありません
日本でグラッパを飲んだ経験のある方はとても少ないでしょう。
日本はグラッパは輸入禁止です。アルコール成分が規制に合わないそうです
個人で持ち込みしか方法はないため、日本で味合うことが少ないです
また、本当に美味しいグラッパに出会える機会はもっと少ないです。
美味しいグラッパは製造工場に買いに行くしかないからです

そこでグラッパの本場バッサーノ・ディ・グラッパ郊外、ヴィツェンツァから車で40分
美味しいグラッパ作りで評判の製造工場に行きました

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数百年前からの製法でグラッパを作ってます
上の黒い鉄製の網にワイナリー直送の絞り立ての葡萄カスを置き
順次、高熱をかけて蒸留し良質のアルコールを抽出します。


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グラッパ工場のお兄さん(小指を立てなくても)
グラッパはたくさんの種類があります。 こちらは350年前から家族経営でクオリティの高い
グラッパを作ってます。住宅街の一角にあるので、ここが工場という感じ

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これだけのグラッパをテイスティング、私は3種ほど味見しました。
グラッパは40度を超える強さ、でも良質のお酒は酔いません。
ズバリ、こちらのグラッパは驚くほど美味しく、香りが高く素晴らしい!
だけど...
まずいグラッパが多い、なぜ?って質問しました。
1)こちらはワイナリーから葡萄カスが届くとすぐに蒸留する
  鮮度を保つことが大切。
  大量生産の工場は葡萄カスの量が溜まるまで待つので鮮度が落ち、まずくなる
2)こちらは、葡萄カスは混ぜない、ワイナリーごとに別に蒸留する
 大量生産の工場は、いろんなワイナリーの葡萄カスをまとめて蒸留する、まずくなる

  なるほど合点、美味しいグラッパができるわけだ
   まずいのは不味くなるはずだと。

こちらのグラッパ工場は家族経営で小規模でクオリティの高い
グラッパを作ってます。作れる量は限られお店にあまり出回ってません
ここまで買いに来るしかない。試飲ができてお好みを選べるのが嬉しい
しかも産直価格で驚くほど安い!
   
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グラッパは透明感のあるお酒なので、化粧瓶に入れることが多いです
こちらの瓶は特製手作りのベネチアンガラスのオブジェが瓶の中に入ってます
金魚、鳥、草花など、飾りとしても素敵。

この特製瓶入りグラッパはアリタリア航空のカタログ販売で14000円です。
産直価格はなんと!4000円(39€)と激安!!

9月末から10月にかけて名門ワイナリーから葡萄カスを集め
グラッパ作りをします。
ローマナビでは、グラッパ工場見学とアマローネのワイナリー訪問プランを
企画します。 詳細はローマナビネットまでご連絡ください。

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