2012.07.18

永住したいイタリアの都市NO1ヴィツェンツァ

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ヴェネチアから65km,ヴェネト州11万の人口の町ヴィチェンツァ
世界遺産建築に溢れた町でありながら訪れる観光客はとても少ない。
年3回開催されるジュエリーフェアーでは世界からのバイヤーで町が溢れます。
丘の上から俯瞰すると中世の時代の街が色濃く残っているのが分かりますが
町は第一次、第二次世界大戦で、木端微塵に破壊されました。
辛うじて残った破片、柱の欠片を広い集め、当時の面影が残る街に再現したそうです。

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私がこの街を大好きになったのは、一人の小学生との一瞬だけの出会いです。
ヴィチェンツアの古い町を地図を片手にトボトボしてたら、
「なにかお困りですか、僕にお手伝いできることありますか?」
と一人の小学生が声をかけてきました。
「ありがとう、大丈夫です」と応えたけど。世界のどこで、小学生が見知らないガイジンに
声をかけるだろう? 日本は知らない大人には用心!と教育されているだろうに。
....そんな相手のことを心配できる心温かい、この街が大好きになりました。
ヴィツェンツァの人たちの特徴を現地の日本人ガイドに訊いてみました。
1)勤勉、実直 2)倹約、貯蓄率はイタリアで一番 3)内も外も清潔好き
昭和初期の日本を想い浮かべてしまいます。
なぜ? ローマとこんな開きがあるの? 人種が違う?歴史を紐解くと..確かに違うと..
1404年から1797年まではヴェネツィア共和国の支配下で芸術は
卓越した水準,経済も繁栄した。
16世紀は偉大な建築の世紀であり,後期ルネサンスのA・パッラーディオは
独特の建築遺産を遺した。
19世紀には、ナポレオンが倒れ、街はオーストリア・ハンガリー帝国下で,
ヴェネト王国の一部として、
1866年にイタリア王国に併合となった。
ローマの様にラテン系ではなくゲルマン系のイタリア人が築いた町なのです

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世界最古の屋内劇場テアトロ・オリンピコTeatro Olimpico (世界遺産)
奇跡的に戦禍を逃れました。 劇場は現在でも現役で使われてます。

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ヴィチェンツァ郊外の町にも世界遺産建築が多く点在します。
郊外をドライブして見て廻るだけでも楽しい、ワイナリー、グラッパ工場もあります

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パッラーディオ円熟期の最高傑作ヴィラ・ラ・ロトンダVilla La Rotonda(世界遺産)
ギリシャ神殿、ローマのパンテオン遺跡など古代建築を近代風に建築をしました。
これらのパッラーディの建築群は欧米の建築に多大な影響を与えました。
アメリカのホワイトハウス、ロンドンの大英博物館は、この建物をモデルにしました。

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ヴェネト派絵画の宝庫パラッツォ・キエリカーティPalazzo Chiericati(世界遺産)

イタリアでも、これほど気持ちがスッカっと晴れる町は珍しい
きっとストレス少なく暮らせると思うな。
この記事へのコメント
なぜヴィチェンツァがナンバーワンなのか、ようやく分かりました。
確かに今の日本では子供が知らない外国人に声をかけるなんてこと絶対にあり得ないですね。
その、ありえない事が普通にあり得るとは!ヴィチェンツァかなり気になってきました
Posted by piccolakiko at 2012.07.18 21:00 | 編集
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