2013.06.09

イタリア世界遺産 カゼルタ宮殿

南イタリア・世界遺産カゼルタ宮殿を訪問しました。
ローマから気軽に訪れることができます。

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カゼルタベッキアよりカゼルタ宮殿を俯瞰。
中央の四角い建造物です。上から眺めると大きさが分かります。

宮殿は、247メートル×184メートルの長方形となっている。
四方は2つの直角のアームでつながれ、中庭が4つあり、
どれも3800平方メートル以上ある
建物外側の弓状の連なりと合致したファサード後方に、巨大な前庭が広がる。
王宮部分の全てはヴェルサイユ宮殿に触発されたもので、
カゼルタ宮殿は原型を追従する最大のものである。


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1752年にナポリ王カルロ7世(後のスペイン王カルロス3世)の命で、
お抱え建築家ルイージ・ヴァンヴィテッリ指揮の下に始められた。
カルロ7世はヴァンヴィテッリの作った宮殿の模型を見て
『胸から心臓を引き裂かれるような』深い感動を覚えたという。

ヴァンヴィテッリが政治的にも社会的にも宮殿の理想としたのは、
ヴェルサイユ宮殿だったが、多様性と性質に注目すべき違いがあった。
格調高い付属した自然のバロック風の眺めに面して、
小さな都市の社会的建築物を伴うどっしりとした
建物の中に宮廷と官公庁を入れた。
宮殿建設の動機は、カゼルタに王国の新たな行政上の
壮麗な首都を築くことにあり、海からの宮廷への攻撃を避ける狙いがあった。
1780年に完成。宮殿は1200部屋と24の国の庁舎、
のちにナポリのサン・カルロ劇場がモデルとしたという付属劇場があった。
20キロメートルの長さがある大通りは、
ナポリと宮殿をつなぐためのものだったと言われている。


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宮殿はフランスと同じく、真のバロック様式として、
不朽のブルボン王家の権威を象徴する場として設計された。
国の富を見せつける場所であると同様、政府の中心地であった。
宮殿は王家の私室と、ナポリ王家宮廷とにあてられており、
宮殿敷地内には政府庁舎や国立図書館、大学などが建造された。
ナポリ王は、パリの喧噪から逃れたルイ14世と同じやり方で、
首都の暴徒と内紛を避け、離宮の役割をした。内陸に位置し、
ナポリ湾に面し海からの攻撃を防ぐ役割もあった。

庭園は典型的なバロック様式で、120ヘクタールあり、
丘陵地形である。ヴェルサイユ庭園に触発されたものだが、
美しさにおいては勝っている。
サンクトペテルブルク郊外のペーターホーフ宮殿に対抗した。

ローマ発:鉄道で訪れるカゼルタ宮殿
ナポリ発;カゼルタ宮殿&水道橋へドライブ

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