2014.01.31

シチリアの秘境-ドンナフガータ城

ドンナフガータはワイン好きな方はシチリアの高級ワインを思い浮かぶことでしょう。
ワイナリーの名前もこの城から拝借したそうです。
ナポレオンに追われたフェルディナンド4世と王妃マリア・カロリーナが
逃げてきて3か月滞在したから「逃げた女=ドンナフガータ」という伝承があります
ワインのドンナフガータのチケットも王妃をデザインしてます。
しかし実際はアラビア語の「健康の泉」の発音がイタリア人に「ドンナフガータ」と
聞こえたそうです。イタリア語の紙=カルタが日本で歌留多になった様にかしら。
本当の歴史は1628年、カブレラ家が周囲の農園とアラブ・ノルマン時代の塔を含む領土を
アレッツォ家に売却したのが最初。
この一族が最後まで所有し、1982年にラグーサ市に売却。
一族の1人、コッラード・アレッツォ・デ・スプーケス男爵が、現在見る形に改築。
その後の修復、改築を繰り返しています。
映画「山猫」では貴族の館として、最近の人気ドラマ「モンタルバーノ警部]では
マフィアの巣窟として撮影されました。

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お城の手前の英国式庭園の植木は全てラベンダ―、
イタリア人はおしゃべりだから駄弁ンなぁーって植えたのかしら?
開花時には噎せ入る様な強烈な芳香でしょうね。

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城の周囲は農園を管理していた農家の住宅が残ってます
半数は崩壊し、半数はレストランと土産屋です。
映画に出てきそうな荒廃とした風景です。

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お城の面積は2500㎡、部屋数は122室あります。掃除がたいへん。
家具類はオリジナルです。
きっともっと高価な有名絵画、装飾品などが飾られていたことでしょうが
南イタリアの宮殿や由緒ある教会などの絵画や装飾品は盗難に遭い
紛失していることが多いです。
時々、毎日曜のローマの蚤の市で古いイコンや教会に飾ってあった様な
エンジェル像などをみかけることがあります。

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ファサードの装飾
遊び心があります。 狡猾なイタリア人?の擬人化と
千歳飴を加える純朴な少年でしょうか?。

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