2015.03.09

盗難警戒注意報-北イタリア発

北イタリア治安情勢通報(ミラノ日本総領事館)
第6号:~ミラノ中央駅発ヴェネツィア行列車に御注意~
2015年2月17日

当館に提出された被害届の中で,ヴェネツィアでのスリや置き引きの被害が
多くなっていますが,
ミラノ中央駅の現状からすると,ヴェネツィア行の列車内で既に被害に
遭っているものと推測されます。
ミラノ中央駅を利用される場合は,下記の傾向・手口を参考にして,
犯罪被害に遭うことのないよう注意してください。

1.傾向
ミラノ発ヴェネツィア行列車のホームに限って,窃盗団が常にいます。
窃盗団は,早朝で約10名,日中で30~35名はいます。
第1グループはホーム上の券売機周辺に集まっています。
第2グループは打刻機の所に集まっています。
第3グループは2名1組で各車両の出入口にいます。
第4グループはホーム上をバラバラになって行ったり来たりしています。
それぞれのグループは常に連携して,連絡を取り合っています。
2.手口
ホームの券売機で切符を購入していると,彼らは5人くらいで後ろを囲んでいます。
ホームの自動販売機の前も同様です。直ぐに近づき,脇で物色しています。
打刻機のところでは,日本人に対して打刻をするよう声を掛けたり,
「ヴェネツィアに行くの。」と声を掛けたりし,後ろについて物色しています。
車両の出入口の両サイドに2組4人がおり,日本人だけに声を掛け
スーツケースをホームから車両に持ち込むのを手伝っていますが,
その際カバンを触っています。
日本人団体旅行者の場合は,団体の中に入り込み,そのまま一緒に車両に乗って
座席までついていきます。
ホームでは,バッグをたすき掛けして大きなスーツケースを引きずっている
日本人団体旅行者や日本人を狙って物色しています。
彼らの目の前を通過すると,2人が後ろについて狙っています。
犯行に及ぶことが無理なようであれば,その場を離脱して,次のターゲットを狙います。
3.特徴
年齢には幅がありますが,大きく分けて年配男性と若者,女性に別れています。
男性はジーパン,又はスウェット、ダウンジャケット、ニット帽、ほとんど手ぶらです。
女性はジーパン、ダウンジャケット、ポシェットをたすき掛け,又は手ぶら
赤ちゃんかぬいぐるみか分かりませんが,前に抱えている女性もいます。
4.防犯対策
犯罪者は「犯行の標的」のスキをうかがっています。
自分のことをじっと見ている人物がいないか,周囲に気をつけましょう。
バッグや上着,ズボンのポケットなど,盗まれやすい所には,
貴重品を保管しないようにしましょう。
人混みの中で,体が不自然に押されたり触られたりしたときは,
すぐに所持品を確認しましょう。
苦情を言って来たり,気軽に声を掛けて馴れ馴れしく近づいてくる人がいたら
特に気を付け,場所を移動しましょう。
カバンはいつも手から離さず,やむを得ず手を離しても体に触れるように置きましょう。
どんなときでもカバンから目を離すことは厳禁です。特に自分の周りで気を
引くようなことが起きたら,まず持ち物をしっかり確認しましょう。
5.警察の対応
最近,国家警察が2名1組でヴェネツィア行のホームの警戒をしています。
本通報に関する問い合わせ先
ミラノ日本総領事館代表電話:02-6241141ryojikan@ml.mofa.go.jp(警備班)

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北イタリア方面に限らず、フィレンツェ、ピサ、ローマ、ナポリでも
同様の手口の盗難が頻発しています。ご注意ください。

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