2016.01.29

ウンブリアの修道院の最高傑作のフレスコ画

ウンブリアの丘の上の修道院、観光客が訪れることは稀、
静かな空間、隠れた名画があると訊き訪れました。
ルネッサンスを代表する画家ベノッツォ・ゴッツォリ(1421年生まれ)。

ゴッツォリはアンジェリコと共に、ローマでは
バチカン宮殿礼拝堂の装飾
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会に『聖母子』
サンタ・マリア・イン・アラチェーリ教会に『聖アントニウスと2人の天使』
オルヴィエート大聖堂の丸天井のフレスコ画を制作。

フィレンツェ・メディチ・リカルディ宮のマギ礼拝堂『東方三博士のベツレヘムへの旅』
『楽園の天使たち』
ロンドンのナショナル・ギャラリーに『聖者たちと聖母子』など代表作があります。


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私たちが訪れたのはモンテファルコ近郊のサン・フォルトゥナート修道院
道路標識はなく地元の方に尋ねても詳しくは知らない様子
やっと修道院に辿り着いても誰もいません
修道院内には『聖者たち、天使たちと聖母子』他2作があるはずですが
どこにあるのか分りませんでした。


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なんと修道院の外に金網で覆われた小屋があり
しかも金網が破られている....その中に剥がれ落ちそうなフレスコ画が
ありました。 
日本なら文化遺産として大切に頑丈なガラスに保管されるでしょうね。


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下記の3点をこちらの修道院で1450年に描いてます。
・聖フランチェスコとシエナの聖ベルナルディノにはさまれた聖母子
・玉座の聖フォルトゥナトゥス
・聖母子



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金網ごしにありました!最高傑作のフレスコ画です。



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金網の破れているところからカメラを入れて撮りました。


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ガラスも戸もなく吹きさらしで、566年間、保存されています。
修道院に予算がないのか、金網は破れたままの吹き曝し
ガイドブックに紹介されず、見学者は訪れず、これからも
ひっそりと年月を重ねていくのでしょうか?
イタリアには、この様な文化遺産が数多く残されてます。

ローマナビネットはガイドブックに載っていない、隠れた名所へご案内します。

2015.12.28

雲海に浮かぶ幻想的な天空の町

ウンブリア州の周辺の丘は冬は濃霧で囲まれる日が多いです。
霧が晴れてくれれば幻想的なシーンを撮ることができますが
1時間待っても真っ白で写真1枚も撮ることができない日もあります。


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天空の町 チヴィタディバニョレッジョジョ 
辿り着くまでは周囲は濃霧で真っ白でしたが、素晴らしい快晴になりました。



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周囲の村はまだ霧の中です




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オルヴィエートの大聖堂 ..........霧に包まれています。





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薄霧の中のポプラ並木
こういう田舎の冬景色って好きです。
凛とした淋しさが漂います。

ローマから日帰りプラン 天空の町&オルヴィエート半日コースが人気です
ローマナビネット までお問い合わせください。
2015.11.30

オルヴィエートの日曜日

日曜日のフリータイムを利用しオルヴィエート&天空の町
日帰りプランに参加される方が多いです。
冬のオルヴィエートは外人観光客は少なく
イタリア人で賑わっていました。


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オリーブオイル生産農家の直営店
新エキストラバージン・オリーブオイルが出ていました。
こちらでは味見が無料です。
香り、色、味を吟味してください。
500ml 入り 9€
1000ml入り 11€
どちらも缶入り、瓶入りがあります。
3本セットの割引もあり、ローマよりお得!
日本だと500ml入り新・エキストラバージンオイルは
4000円~5000円もしますから、オトクなお土産です


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オルヴィエート大聖堂内 中央祭壇
日曜午前はミサで一般見学は中止ですが
11:00頃はミサは終わり、無料で入れます。



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バールのトイレでみかけた安倍さん。
壁の装飾に古新聞を貼っています。
左下です。 気が付くイタリア人はいるかしら?


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隠れんぼをしている子供たち
3人集まれば賑やかなのはどの国も同じ
いずれポスターの様に化粧をするのかな

ローマ発:半日で廻る天空の町&オルヴィエートが人気です。
ローマナビネットまでお問い合わせください。
2015.11.25

ウンブリアの小さい素敵な町スペッロ

イタリアの街は人口の多い大きな町より、
観光名所が溢れている都市より
30分あれば廻れてしまう様な小さい村
ほとんど知られていないポツンと残された教会がある
そんなマニュアックな村を訪れるのがお薦め
もっともナチュラルなイタリアを感じることができます。


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ローマとアッシジの中間にあるスペッロに行きました
ウンブリア州の山岳山上都市の人口8600人の自治都市。



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スペッロの駅を出ると山岳山上都市スペッロの城塞が
眼前に現れます。
最近、町全体を修復したのでしょうか?
とってもきれいな街並みです。



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スペッロ訪問の目的はサンタ・マリア・マッジョーレ教会のフレスコ画見学です
システィーナ礼拝堂のフレスコ画装飾師として腕を磨いたピントゥリッキオの
最高傑作のフレスコ画が残っています。


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お目当の礼拝堂は暗くて分からず、どこにあるのか探しましたが
管理人に拝観料を払うと礼拝堂の灯りをつけてくれました。




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他の教会のフレスコ画と比べとても保存状態がよく圧巻の絵巻です
1501年作、凡そ500年前の作品と感じない色鮮やかさで,装飾性,遠近法
細部描写の建物と風景、
これほど見事で華麗な礼拝堂は他で見ることはできません。
バリオーニ礼拝堂の3壁に受胎告知」,「幼子キリスト礼拝」,「寺院での議論」を
描いてます。



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「受胎告知」
大天使ガブリエルの左手には、 ユリの花が捧げられ、
マリアはバイブルの上に右手を置いています。
ルネサンス様式の館、床や柱、天井は色大理石の象嵌細工の室内を描いてます
外の風景は500年前のスペッロですが、現代と余り変わっていません。
右隅には、ピントゥリッキオの自画像を残してます。

アッシジ&スペッロの見学ツァーがお薦めです。
魅力あふれるイタリアの小さな田舎町 
ローマナビネットがご案内します。



2015.10.24

小麦ダイエット効果? オルヴィエートでベルトを新調 ♪

「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を読んで、小麦粉系食品は可能な限り避け
出来る限り甘いドルチェは食べない努力を重ねた結果でしょうか?
10年ほど使っていたベルトが緩くなってきました。ずり落ちる感覚は嫌いなので
ベルトを新調することにしました。
私が探していたのはジーンズに合わす太幅の一枚革のベルト
しかし中々気いるのに出会えません。
似たのがあっても合成革であったり本革は驚くほど高額だったり。
昨日、オルヴィエートでみつけました。 ピッタシのを。



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観光名所から少し離れた路地で、すべてオリジナルのハンドメイドの本革店



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こちらです。 ダークマリンブルー、一枚本革 、
ピサ郊外で飼育されている牛革用牛(カウ 生後2年以上のメスの成牛の皮)
が素材です。ベルトの穴はこれからも痩せることを期待して開けてもらいました。
太ることを予想しないのが素晴らしい。
気になるお値段:25ユーロ(約3,500円)他では35~100ユーロです
しかも気にいるのが少ない。
しっかりした本革のベルトは一生使えますからお土産にお薦め。


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こちらの職人に作ってもらいました。
革職人にしておくのはもったいない
まぁ、道楽で店舗をかまえているのでしょう。
田舎の町を歩いていると時々、掘り出しものがみつかります
そんな出会いが旅の一番の思い出になるのです。

ローマナビネット はイタリアの田舎へご案内します。


2015.10.18

ウンブリアの秋

10月半ば過ぎウンブリア地方,秋は日ごと深まっています。


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山ブドウの紅葉
イタリアは紅葉する樹木は少ないです。



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ウンブリアのアグリツーリズモ
プールもボチボチ終わりです。
日昼は半袖になりたいほど暑い日がまだありますが
水温はあがりません。朝晩はダウンが必要なほど。




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天高く、馬肥ゆる秋
ウチの猫も、これでもかと良く食べます
ワタシの食費より高い。




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泰山木(Magnolia)
春から夏にかけてモクレンに似た真っ白な大きな花を咲かせます。
秋には松ぼっくりに似た固まりから輝いたルビー色の小さな種が
ハジキ飛び出します。

秋から冬を迎える静かなアグリツーリズモ(田舎宿)でコースランチはいかがです?
ローマ発:日帰り天空の町&オルヴィエート+アグリでランチが人気です。
お問い合わせは こちらのサイトから
2015.10.15

オルヴィエート訪問

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オルヴィエート大聖堂のファサードは来年春まで修復中です。
ゴンドラでこの高さまで昇って修復しています。
昨日は風強く雨降りでたいへん。


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人口密度が少ない観光地っていいな
盗難の心配も少なく、ぶつかることもなく
焦ることなくノンビリ歩ける。空気もオイシイ。


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雨上がりの路地裏
少しづつ紅葉してます。


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大聖堂の右隣にあるジエラート店、3点盛で2.5€ 美味しいです。


ローマから電車で70分くらい
天空の町やワイナリー見学と組みわせて楽しめます。
ローマナビネット がご案内します。

2015.09.04

天空の町チヴィタディバニョレッジョ 9月の空

7月~8月にこちらに訪れるのは避けていました。
暑くて、急な坂道を登るのはこたえるから....
9月に入り秋風が気持ちよく吹く季節は
ハイキングにお薦め!

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雲一つない青空より、ニョキニョキと大空に雲が広がっている方がなんか安心
数千年前に人々が生活していた大地です。
凝灰岩は柔らかいので掘りやすく岩山に住居を作りやすかったのでしょう。



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数万年前にはもっと大きかった町は度重なる地震と厳しい自然で
浸食されどんどんと小さくなり死にかけている町と呼ばれる様になりました、



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市長さんが町を訪れ、ニュース番組のインタビューを受けてました。
チビタの町はどんどんと浸食され多くの観光客を受け入れるのが難しくなりつつあり
どうするべきか?対策を考え、大地に剛鉄のパイプを数100本打ち込むことに。
チビタの入場料1.5€で町全体を修復できるまでになりました。
しかし...日本の女子アナだったら市長さんに対してスポーツウエアで
仕事しないだろうな....  イタリアはおおらかだ。

ローマ発(フィレンツェ発も)日帰り:半日 天空の町&オルヴィエートプランは人気。
お問い合わせは ローマナビネット まで。

2015.08.15

オルヴィエート大聖堂


ローマからローカル線で90分、日帰り郊外観光にお薦め
メイン都市と比べ訪れる観光客は少なく
小さな町をのんびり散策のお薦めです。


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イタリアで一番美しいと称されるオルヴィエート大聖堂のファサード
来年の春まで修復中です。


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大聖堂内は写真撮影厳禁でしたがストロボを使わなければOKになりました
写真禁止にすると入場者は減ってしまうそうで.....


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大聖堂内のフレスコ画の説明は、数回ご紹介していますので
省略します。 美術館見学相当の素晴らしいフレスコ画です。
「最後の審判」のフレスコ画はミケランジェロがバチカン・システィーナ礼拝堂に
描く前に見学に来たそうです。


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日の丸を掲げての戦いがオルヴィエート近郊でもありました。

ローマ発: 天空の町&オルヴィエート(半日コース)
      ワイナリーランチ+オルヴィエート(1日コース)
どちらも人気コースです。 ローマナビネット までお問い合わせください。

2015.08.11

中世都市-オルヴィエートを上空から眺める

オルヴィエートの町中を歩いていても分かりませんが
上から眺めてみると中世の町、そのままだと驚きます。
景観保護で上空から見た眺めを変えてはいけないのです
中世と同じ色の瓦屋根、パラボラアンテナ、テラスにプールなど禁止です
100年、200年経っても同じ景観を保つ
歴史地区に住む人たちの義務なのです。



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教会を中心とした城下町の様な街づくりです。


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塔がポツポツと聳えているのは、権力の象徴
当時、権勢をふるった有力者たちが競って建てました。



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小競り合いの戦争はあっても、爆破されることはなかったから
この様な景観をを数百年も保つことができるのでしょうね。
自分の故郷って、変わらないで欲しい、心の寄り処として。
日本人がイタリアに憧れるのは変わらない町があるからだと思います。

 
天空の町&オルヴィエート:ローマ発半日プランが人気です。
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