2008.08.28

お気に入りトスカーナアグリ滞在記③

こちらのアグリは広大な22hrの葡萄畑があります。
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キャンティーからスーパータスカン、グラッパ、ビンサントまでも…..作ってます
葡萄畑所有のアグリは多いですが、家族で飲む程度のテーブルワインが主流で
D.O.C.G(原産地認定)の本格的なワイン造りをしているアグリはほとんどありません
それだけの資金とスタッフを確保することができないからです。
しかし、こちらのアグリは22hrの葡萄畑で年間10万本のワインを作ってます。
D.O.C.Gのサンジョベーゼ100%のキャンティから4種の葡萄をブレンドした
スーパータスカンと称されるIGTの赤ワイン、ビンサント、グラッパ、
貴腐ワイン(デザートワイン)白ワイン各種を作ってます。

ワイナリーツァーは葡萄畑を10分ほど歩きながら葡萄栽培の説明があります
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摘んだ葡萄をすぐにステンレス樽で2~3週間アルコール醗酵させます。
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その後、樫樽に18ヶ月間ほど熟成させます。途中、樽を入れ替えて風味を
醸し出すそうです。
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地下のワインセラーは250年ほどの歴史があります。
大樽で熟成させます。
品質の高いワインを作るには土壌改良から葡萄の苗を植え替えなど
手間隙、資金がかかりますが、見事に美味しいワインを作ってます。
産地購入だけあり割り安で買えるのが嬉しいです。

               試飲へつづく


2008.08.26

お気に入りのトスカーナアグリ滞在記②

風車のある風景って和みますDSC04664.jpg
イタリアは昔は風車は田舎ならどこでもあるほどポピュラーだったそうですが
現在はイタリア全土で2つしか稼動する風車は残っていないそうです。
こちらのアグリのシンボルの風車は飾りではなく、
丘陵で栽培した小麦を挽いている現役です。
アグリで食べるパン、ケーキ、手打ちパスタの小麦粉はすべて
この風車で挽いた小麦粉です。
風向きによっては風が強くても風車を廻せないことがあるそうで
熟練の技術が必要とのことです。風車内の見学ができます。

バイオ100%のオリーブオイルが自慢です。
ヨーロッパ統一規格のバイオ認定を受けるには5年間の土壌検査が必要です。
毎年土壌のサンプルを農林局で検査し、5年後にやっと認定されます。
バイオを自称しているオリーブオイルは多くありますが
欧州公認の認定証をつけているオリーブオイルは少ないです。
私はいろんなところでオリーブオイルをためしてみましたが
このオリーブオイルほど香りと味がしっかりしているオリーブオイルは
ありません。サラダに少しの塩とこのオリーブオイルだけで
ドレッシングは不要です。トーストにかけても美味しいです。
250mlで7ユーロとお得です。お土産に絶対喜ばれます。
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花崗岩の石でオリーブを熱をかけないで圧搾する昔ながらのトスカーナ式です。
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絞ったオリーブオイルはテラコッタの甕の中で熟成します。
このテラコッタ甕方式はここのアグリだけでの特徴です。

      続く

2008.08.26

お気に入りトスカーナアグリツーリズモ滞在記 ①

イタリアのアグリツーリズモを旅行者向けにプランニングしてます。
アグリの選択基準(理想&希望)を下記の通り決めてます。
① 広い大自然に囲まれてる
② 美味しい料理と最高のワインがある。自家菜園がある
③ 周囲の景色が美しい
④ アグリで働いている人が活生きしてる。
⑤ 送迎完備。交通に便がよい(メイン都市から30分以内)
⑥ 言葉の心配が無い。(日本語が通じる)
⑦ 室内が清潔、安全(子供でも敷地内で安心して過ごせる
)
全てを当てはまるのはとても難しく、どこかで妥協してました。
今回ご紹介するアグリは100点満点、理想のアグリです。

アグリ滞在記と題して数回に分けてご紹介します。
イタリアの田舎に過ごしてみたい方に少しでもご参考になれれば嬉しいです。
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<トスカーナの丘の上にあるアグリ、周囲はブドウとオリーブ畑>

フィレンツェ駅からローカル鉄道で20分、映画「ブーベの恋人」の舞台
ポンタシェベ駅下車、駅前からアグリの送迎車で20分ほどかかります。
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<映画「ブーベの恋人の舞台になった駅、フィレンツェから20分ほど>

レンガ色の中世の町を抜けて数分走るとオリーブの樹に囲まれた
美しい丘陵へと昇っていきます。中世の城跡などが見えてきます。
キャンティ・ルフィーナの赤ワインの産地だけあり葡萄畑が点在します。
キャンティクラシコが有名ですが、キャンテ・ルフィナの葡萄畑は
標高の高い所で栽培してますので、葡萄摘みが9月下旬過ぎと遅く
じくっくり熟した葡萄でワイン造りできるので濃厚な赤ワインになるそうです。
20分ほど走ると丘陵の中腹にオリーブと葡萄の畑に囲まれたアグリツーリズモ
に到着です。 
まるで一つの村の様に広大な敷地にはオリーブオイル圧搾所(フラントイオ)
ワイナリー、風車(粉引き)農園、馬場などがあり、規模の広さに驚きです。
私が到着した日(8月21日)は開業30周年日ということでパーティに呼ばれました。
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<開園30周年記念パーティ、村の方達も参加して楽しいパーティでした>

オーナーはモンテカルロ在住のイタリア人実業家とのことです。30年前に
フィレンツェの貴族ストロッツイ家の領地だった敷地をすべて購入し改築したそうです。

                              続く